国内の講師だけでなく、海外からも多数のゲスト講師を招いて開催します。
外国人講師の講習には通訳が付きますのでご安心ください。

講師紹介

ジャロッド・ダール
@jarrod__dahl

クラフト職人、講師、作家として活動。
妻とともに「Woodspirit School of Traditional Craft」と「Woodspirit Handcraft」を運営し、講座の開催だけでなく、木製品のデザイン・制作・販売も行っています。
木彫りやポール旋盤による木工、斧やナイフなど多様な道具の扱い、自然素材の採取・加工、さらには道具の鍛造まで、伝統的なクラフトを幅広く実践。
岐阜県立森林文化アカデミーやイギリスのSpoonfestなど、世界各地で指導を行い、工房では次世代の職人育成にも取り組んでいます。
クラフトブログの執筆や、『The Art of Spoon Carving』『One Tree』の2本のDVD制作など発信活動も行い、ポール旋盤による木工に関する書籍をLost Art Pressより出版予定。現在はアメリカ・ウィスコンシン州北部を拠点に活動。

講座内容】
10/2 ナイフワーク・グリップ
10/3 スプーン作り
10/4 スプーン作り
サミュエル・ アレクサンダー
@samuelalexandershapes

グリーンウッドカービングを専門とする職人、講師、クラフト作家。
10年以上にわたり制作を続け、自然や収穫から着想を得た、丸みのある有機的なフォルムを特徴とした作品を手がけています。

各国でカービング講座を開催するほか、「Calm Carving」と題したYouTubeを通じて、ものづくりに対する考え方や制作風景も発信しています。

近年、初の著書『The Green-Wood Carver: Slow Woodcraft For Beginners』を出版。現在はチェコの工房を拠点に制作を続けながら、各地で指導を行っています。

【講座内容】
10/2|膨らみのある器
斧とナイフを使い、丸太から丸みのある器を削り出します。 木の繊維を読みながら、立体的で美しいフォルムを作るための考え方や技術を学びます。

10/4|コーヒースクープ
日常使いしやすいコーヒースクープを制作します。 機能性と美しさを兼ね備えたフォルムづくりや、細部の仕上げについて丁寧に学びます。
ヨン・ヒョンジュン
@yongvi_house

日常の感情や韓国の象徴的なモチーフを、ウッドカービングで表現する作家です。
手の感覚を大切にした伝統的なナイフワークを用いながら、韓国の民間伝承に登場するトッケビや人物、動物などを現代的な感性で再解釈し、独自の彫刻作品を制作しています。
今回のさじフェスでは、代表作でもある「Mr. Zonver」の制作を通して、ナイフの基本操作と、小さな木彫作品づくりの楽しさを学びます。

YouTubeチャンネル「yongvi_house」でも活発に発信活動を行っています。

【講座内容】
10/2〜10/4|Mr. Zonver Basic
ナイフの基本的な持ち方や使い方を学びながら、バランスや動きのある小さな木彫作品「Mr. Zonver」を制作します。

あらかじめバンドソーで切り出した乾燥リンデン材をナイフで削り、人物の形や表情を作ります。その後、手足に磁石を取り付け、白樺の台座とワイヤーを組み合わせて動きのある構造を作り、最後にアクリル絵の具で彩色して完成させます。
木彫が初めての方でも参加しやすい内容です。
イム・ジュヨン
@skogskram

イム・ジュヒョンは、スウェーデンの伝統技法「スロイド(Slöjd)」を基盤に、木が持つ本来の性質や魅力を探求する木工家です。

シュリンクポットやボウル、スプーンなどの日用品から、モビールや彫刻作品まで幅広く制作し、木という素材が持つ可能性を表現しています。

素材の生命力を尊重し、伝統技法を現代の暮らしへとつなげる「芸術工芸(Konsthantverk)」をテーマに活動しています。

【講座内容】
10/2・10/3|シュリンクポット
北欧に伝わる伝統技法「シュリンクポット」を制作します。
接着剤や釘を使わず、生木が乾燥して縮む力だけで底板を固定する、グリーンウッドワークを代表する技法のひとつです。
T型オーガーで内部に穴を開け、ナイフで内部を削り、本体に溝を掘って底板を作ります。最後に底板を組み込み、木の収縮を利用して完成させます。 木の性質を理解しながら、伝統技法の面白さを体験できる講座です。
ユィ・ワンティン (丸ちゃん)
@woodline07

台湾の木工ブランド「木質線 woodline」を主宰。台湾・板橋を拠点に、木彫りの器づくりを教える講師として活動し、オンラインで体系的な木工講座も開催しています。

初心者から経験者までを対象に、手工具でつくる木の器の楽しさや、デザイン・制作の基礎を伝えるほか、作品づくりや自分らしい表現についても指導しています。
近年はグリーンウッドワークも取り入れ、伝統的な木工技術と現代のものづくりを結ぶ活動を続けています。

【講座内容】
10/3・10/4|栗の形の小皿づくり
栗をモチーフにした小皿を制作します。 木の質感や木目を活かしながら、丸ちゃんならではのやわらかなフォルムに仕上げていきます。 木彫りの基礎からデザインの考え方まで学べる、初心者から経験者まで楽しめる講座です。
マックス
@woodsmans_finest

オーストリア・アルプスで育ったマックスは、美しい道具を使い、意味やメッセージを込めた実用的なものづくりを続けてきたクラフト作家です。
日本、スウェーデン、カナダ、そしてオーストリアで15年以上にわたり工芸と武道を学び、指導しながら、世界各地で経験を積んできました。

2009年から2019年までに20回以上日本を訪れ、日本の人々や文化への関心は情熱へと変わり、「自分の一部は日本に残っている」と語ります。
武道で培った経験を活かし、斧や力強いナイフワークを取り入れた独自のスタイルで、創造性を引き出すための考え方や技術を伝えています。
日本で皆さんとその考えを共有できることを、とても楽しみにしています。

【講座内容】
10/2|サイドワインダー
左右非対称なスプーン作り。個性的な形でありながら、手に持った時に絶妙なバランスを保てるよう設計されたデザインを学びます。

10/3 午前|カヤック(キールなし)
スプーン背面の「キール(背骨のような隆起)」を作らず、薄く滑らかなフォルムに仕上げる技術を学びます。

10/3 午後|Triple C
丸太から完成まで、スプーン作りの全工程を学ぶマックス氏の包括的なメソッド。木工の基礎から完成までを体系的に学べます。

10/4|Triple C
丸太から完成までの全工程を、じっくり実践しながら学びます。
森口信一
@atorie48kazetani

1952年北海道生まれ。 京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業後、黒田乾吉氏に拭漆を学び、木工と漆の技術を深める。

2000年から我谷盆の研究・制作を始め、長年にわたりその魅力を探究。大学での指導や木工講師を務めるなど、制作と教育の両面で活動を続けています。

現在は「風谷アトリエ」を主宰し、自らを「我谷盆バカ」と称するほど我谷盆づくりに情熱を注いでいます。

【講座内容】
10/2〜10/4|我谷盆づくり
石川県に伝わる木の盆「我谷盆」を制作します。 木と向き合いながら、我谷盆ならではの力強く自由な造形や、手仕事ならではの削りの魅力を学びます。

長年研究を重ねてきた森口さんならではの視点で、我谷盆づくりをじっくり学べる講座です。
大久保公太郎
@koutarou_ohkubo

第一回のさじフェスからお世話になっている大久保公太郎さん。南京鉋を用いた削りを軸に、スプーンや木べらなど、食にまつわる木の道具を制作する木工家です。
手を動かし、道具と木に向き合いながら削りを重ねることで、一つひとつの形を生み出しています。

近年は国内外でワークショップを開催し、南京鉋の魅力や技術を伝えています。

長野県松本市出身。 2012年 「大久保ハウス木工舎」立ち上げ、削って仕上げる手法で調理道具を中心とした実用品を製作。近年は国内外でワークショップを行い、技術の共有と実践の場をひらいている。

講座内容】
10/2〜10/4|初心者向け 南京鉋講座
3日間とも、初心者向けの南京鉋講座です。
南京鉋の基本的な使い方から、美しく削るためのコツまで、実際に手を動かしながら学びます。 初めて南京鉋に触れる方はもちろん、基礎を見直したい方や、普段木工をされている方にもおすすめの内容です。
小野敦
@onoatsushi2007

NPO法人グリーンウッドワーク協会理事長。

2008年、岐阜県立森林文化アカデミー在学中にグリーンウッドワークと出会い、以来、その普及と指導に取り組んでいます。 岐阜県美濃市の「ろうきんの森」と、小学校の廃校を改装した「みの木工工房FUKUBE」を拠点に、グリーンウッドワークの基礎講座をはじめ、森の恵みを暮らしに活かす活動を行っています。

【講座内容】
10/2〜10/4|アックスワーク・斧の基礎
3日間とも、斧の基本を学ぶ初心者向けの講座です。
安全な使い方や構え方、効率よく木を割る・削るための基本技術を、実践を通して身につけます。

グリーンウッドワークの土台となる斧の扱いを、基礎からじっくり学べる内容です。
椿ゆかり
@tsubakiyukari

岐阜県美濃市を拠点に、グリーンウッドワーク講座の企画運営と草木染の講師として活動しています。

グリーンウッドワークで生まれる枝葉や削り屑を活かしたいという思いから草木染を学び、ののはな草木染アカデミーで基礎を修得後、染色研究家の山崎和樹・広樹親子に師事。現在は教室運営のほか、手作業による小ロットのオーダー染色やキノコ染め、植物タンニンの研究にも取り組んでいます。

【講座内容】
グリーンウッドワーク × 草木染
草木染は布だけでなく、木材や革にも応用できる技法です。天然染料や植物油を使い、木材を安全に着色・仕上げる方法を学びます。

10/2|天然染料でコースターを染める
天然染料や媒染による色の変化を学び、コースターを天然染料で仕上げます。

10/3|天然染料でコースターを染める
天然染料や媒染による色の変化を学び、コースターを天然染料で仕上げます。

10/4|藍染
天然藍を使って木材を染める方法を学びます。

【持ち込み作品について】
無塗装の木製品をご持参いただくことも可能です。 持ち込み作品の染色は、200g未満は基本料金、200g以上は1gあたり20円の追加料金となります。
※染料の使用量に限りがあるため、持ち込み作品は200g程度まで
玉木一郎
岐阜大学准教授として、普段は樹木の生態・遺伝についての研究をしています。前職(森林文化アカデミー)に勤務していた時にスプーンカービングにはまり、日々多様な雑木を削る日々を送るようになりました。仕事柄、一般にはあまり使われていない樹種の材も手に入ることから、これまでに200種類以上の樹種でのスプーンカービングを経験してきました。

【講座内容】
10/2〜10/4|スプーン作りと樹木観察
スプーンを作りながら、樹種ごとの特徴や削り心地の違い、樹木の生態や系統について学びます。

制作の合間には会場周辺を歩き、実際の樹木を観察する時間も予定しています。

研究者ならではの視点で、木を知り、木を削る楽しさを体験できる講座です。
井丸富夫
@tomioimaru

井丸富夫さんは、2004年にグリーンウッドワークの第一人者であるマイク・アボット氏のもとで椅子づくりの個人指導を受け、それ以来20年以上にわたり、グリーンウッドワークを中心に活動を続けています。 椅子づくりにとどまらず、スプーンや道具、刃物づくりまで幅広い分野を横断しながら、グリーンウッドワークの魅力を伝えています。

「椅子づくりだけに限らず、グリーンウッドワークの広い分野にわたってクロスオーバーに活動しています。刃物作りもその一環としてやっています。今年も楽しい時間を一緒に過ごしましょう!」

【講座内容】
10/2〜10/4|ナイフ作り
3日間とも、鍛造作業によるグリーンウッドワーク用オリジナルナイフ作りを行います。
木村俊文
@ktoshifumi1

岐阜県高山市を拠点に、木の匙を中心とした制作活動を行っています。

生木を使ったグリーンウッドワークではありませんが、日々使いたくなる匙づくりを追求し、一つひとつ丁寧に制作しています。

さじフェスでは、参加者の皆さんと情報交換をしながら、一緒に匙を削る時間を楽しみにしています。

【フリースペース】

10/2(金)のみ|匙づくり実演・削りながら相談会

講座形式ではなく、フリースペースで匙づくりの実演を行います。

一緒に匙を削りながら、制作の悩みや道具のことなど、気軽に相談・情報交換ができる時間です。
奥井京介
@osashimigasukidesu

日本の伝統的な刃物を用いた木工を実践し、木の道具づくりを通して、その技術と魅力を伝える奥井京介さん。

受け継がれてきた技法を大切にしながら、使いやすさや強度、美しい形を追求した木の道具を制作しています。

今回は、匙よりも大きな、汁物用の木杓子を制作します。 受け継がれてきた技法を多角的に検証しながら制作技術を深め、強度と使い心地を高めるための要点を丁寧にレクチャーします。鉈や出刃包丁といった日本の刃物を実際に扱い、木を削り出す醍醐味を存分に味わえる内容です。

【講座内容】
10/2・10/4|日本の刃物でつくる木の汁杓子づくり
匙よりもひと回り大きな、汁物用の木杓子を制作します。 鉈や出刃包丁など日本の刃物を使い、木を削り出す工程を通して、伝統的な技法や道具の扱い方を学びます。

強度と使い心地を高めるための考え方や細かなポイントも丁寧に解説し、少人数でじっくりと制作を進めます。

木工や刃物の扱いに少し慣れている方におすすめの講座です。 高度な工程となるため少人数でゆっくりと進め、一日かけて職人の世界に触れていただく内容です。 そのため、木工や刃物の扱いに少し慣れている方にご参加いただけると、より安心して楽しんでいただけます。
ムクロジ木器 辻翔平
@mukurojimokki

奈良県生まれ。学生時代に福岡で食空間にまつわるものづくりを始め、2015年より妻の実家がある山口県下関市で「ムクロジ木器」を開業。現在は工房と小売店「Hongō」を営んでいます。

木材をろくろで回転させ、刃物を当てて器を削り出す伝統技法「挽物(ひきもの)」を用い、美しい曲線を持つ木の器を制作しています。
食べることと、山で木を伐り、器をつくることをこよなく愛する木工家です。

【講座内容】

10/2〜10/4|自転車ろくろ「ウエルビー号」でろくろ体験 足ではなく、自転車をこいで回すユニークな「ウエルビー号」を使って、ろくろ挽きを体験します。

普段なかなか触れる機会のない挽物の世界を、楽しみながら体験できる講座です。

※自転車をこいでくれる方と一緒にご参加ください。
さかいあつし
@atsushi_sajiya

ものづくりへの憧れから1995年に制作を開始。小木工を志す中でスプーンづくりと出会い、2000年より「匙屋」として活動しています。

2018年からは「瀟木子」名義でも作品を発表。グリーンウッドワークをきっかけに身近な間伐材を用い、造形の美しさと使い心地の両立を追求した制作を続けています。

【講座内容】

10/2〜10/4|匙屋のブラッシュアップ・セッション ~造形と口当たりを整えるワンポイント講座~

スプーンを削れる方を対象とした、作品をさらに良くするためのブラッシュアップ講座です。

ご自身で制作したスプーンを持ち込み、輪郭や口当たり、持ち心地などを一人ひとりの作品に合わせてアドバイスします。

随時参加形式のため、ご自身のペースで受講いただけます。
久保田芳弘
@greenwoodworklab

(一社)グリーンウッドワーク・ ラボ代表。2002年より地域の木を使った作品を制作。グリーンウッドワーク普及のため全 国で講座やイベントを行う。森林文化アカデミーと共同で指 導者養成講座を毎年開催。

今回のさじフェスではさじフェス実行委員会代表として、皆さんグリーンウッドワークをとことん楽しんでいただけるように汗をかきます。
小池耕太郎
@mokuyousha

株式会社木葉社代表。長野県茅野市を拠点に、樹木管理(ツリーケア)や自伐材を活かした 木工、グリーンウッドワーク、ブッシュクラフト、環境教育などのスクール運営を行い、全国で自然に親しむ場づくりに取り組んでいる。

今回のさじフェスでは実行員会共同代表として運営に参加。長野県がほこる自然環境とグリーンウッドワークの魅力を存分に味わっていただけるようがんばります!